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<NPOの杜>子どもが自分で作る遊び場

 子どもたちが外で元気に遊び回り、地域の大人もそれを見守るというのは、一昔前まではどこでも見られた光景でした。子どもは身近な環境を存分に生かしながら工夫し遊ぶ中で、生きるための力を育み、世代を超えた交流も自然と生まれていました。しかし、社会環境が変化し、現在では「危ない」「汚い」「うるさい」といった理由から、子どもは自由に遊ぶ機会を奪われています。
 認定NPO法人冒険あそび場―せんだい・みやぎネットワークは、このような社会環境に危惧を抱き、子どもが遊ぶ光景をまちに取り戻そうと、仙台市周辺で地域と連携し、遊び場を運営しています。
 遊び場には手作りの遊具や金づち・のこぎりなどの工具、木材やロープなど子どものやりたい気持ちを形にする道具がそろっています。見守る大人のプレーリーダーは、子どもがやりたいことを実現できるよう助言もしますが、何より子どもの自由な意思を尊重しています。こうした遊び場は、子どもたちが自分で作る居場所になっています。
 7月には、東日本大震災の被害で休園していた若林区井土の海岸公園冒険広場(同団体が指定管理者)が再開します。ぜひ、お出掛けください。
(認定NPO法人杜の伝言板ゆるる 後藤和広)


2018年04月09日月曜日


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