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<宮城県警>新システムで運転支援 交差点の危険情報をドライバーへ伝達

歩行者用信号機の茶色の柱から左右2方向に伸びる棒状のセンサー。車両と歩行者の動きを感知する=仙台市青葉区の東二番丁広瀬通交差点

 宮城県警は9日、信号機の色が変わるタイミングや交差点を安全に右折するための情報を、道路上の通信機器から走行車両に伝達する二つの新システムの運用を始めた。交通事故が多発する仙台市近郊の道路で、ドライバーがより安心して運転できる環境を目指す。
 導入されたのは、安全運転支援システム(DSSS)と信号情報活用運転支援システム(TSPS)。
 DSSSは東北で初めて設置された。信号機に取り付けたセンサーが、走行車両や歩行者の動きを感知。見通しが悪い交差点の右折時に対向車や横断歩道を渡る人がいる場合、カーナビの警告音や画面表示で運転者に危険を伝える。
 TSPSは交差点をスムーズに通過するための適切な速度や、信号待ちで青になるまでの残り時間、次の信号が赤に変わるかなどをカーナビに通知する。急な加減速を防ぎ、ゆとりある運転をサポートする。
 DSSSは青葉区の東二番丁広瀬通交差点に設置され、同区の川内方面から五橋方面に右折する車両へ情報を伝える。TSPSは仙台、富谷、名取、岩沼、多賀城各市内の国道6、45、48、286号と、国道4号仙台バイパスの計約155キロ区間に整備された。
 車両が情報を受け取るにはシステムに対応したカーナビの搭載が必要で、今後は普及が課題となる。県警交通規制課の担当者は「ドライバーがこれまで知り得なかった情報を活用した新たな取り組みだ。システムが普及し、事故減少に貢献することを期待する」と話す。


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2018年04月10日火曜日


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