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<仙台六大学野球>宮教大、仙台大下す

宮教大−仙台大 仙台大の最後の打者を打ち取り、ガッツポーズを見せる宮教大3番手の高橋

 仙台六大学野球第1節第2日の8日、仙台市の東北福祉大球場で東北大−東北学院大、宮城教育大−仙台大の各2回戦があり、宮教大が仙台大に勝って1勝1敗のタイに持ち込んだ。宮教大が仙台大を破ったのは2008年秋以来19季ぶり。学院大は連勝で勝ち点1を挙げた。
 宮教大は九回に大和田が左越え3点本塁打を放ち、仙台大に4−3で逆転勝ちした。学院大は五回に8連打で一挙8点を奪い、東北大に11−2で七回コールド勝ち。

宮教大が逆転勝ち

 宮教大−仙台大2回戦(1勝1敗)

宮教大100000003=4
仙台大000111000=3
(勝)高橋2試合1勝
(敗)大関1試合1敗
(本)郡1号(1)(草〓)大和田1号(3)(大関)

 【評】宮教大が逆転勝ち。1−3の九回、1死一、二塁から大和田が左越え3点本塁打を放った。七回途中から3番手で登板した高橋が無失点で締めた。仙台大は11残塁とつながりを欠き、宮教大の粘りに屈した。
 ○…巻き返しへ勢いづく一勝 宮教大が九回の逆転劇で昨季の覇者仙台大を破った。3番手の高橋が最後の打者を打ち取ると力強くガッツポーズ。「王者を倒すため、全員で必死に練習した結果」と喜ぶ。
 最後まで諦めなかった。高橋は2点を追う七回途中から登板。連投の疲れも見せず、低めに変化球を集めて3回1安打の好投で追い上げムードを演出した。試合を決めたのは大和田の一振り。「何としても勝ちたい」。強い気持ちで右打席に立ち、内角低めの直球を迷わず引っ張った。
 仙台大からの勝利は10年ぶり。例年なら完全オフにしていた冬場に、全員で走り込みや素振りなどを重ねた成果が出た。「厳しい冬を乗り越えて自信になった」と大和田。2季連続の最下位からの巻き返しへ、勢いづく一勝となりそうだ。
 仙台大・大関(完投勝利間近の九回に3点本塁打を浴びて逆転負け)「打たれたのは直球。四球を出したくない思いから甘く入った。相手に読まれており、自分の力不足。次からは思い切った投球をしたい」

学院大5回に猛攻

 東北大−学院大2回戦(学院大2勝)

東北大1001000=2
学院大010082×=11
(七回コールドゲーム)
(勝)加藤1試合1勝
(敗)中尾1試合1敗
(本)寺島1号(1)(小野寺)佐藤達1号(3)(中尾)

 【評】学院大が五回に猛攻。1−2の五回、2死二塁から佐藤隆の適時打を皮切りに佐藤達の左越え3点本塁打など長短8連打で8点を奪い、試合をひっくり返した。東北大は2度のリードを守れなかった。
 ○…佐藤兄弟、猛攻を演出 学院大打線が五回に火を噴いた。2死から長短8連打で一挙8得点。7連打目となる左越え3点本塁打でダメを押した2年佐藤達は「つなぐ意識でスイングをしたことで良い結果が出た」と笑顔で振り返る。
 8連打の口火を切る左前適時打を放った佐藤隆は2学年上の兄。佐藤達は「自分で流れを止めたくなかった」と内角低めの直球を迷わず引っ張った。「兄と一緒に(全日本大学選手権の会場の)神宮球場に行きたい」。2人で全国の舞台を目指す強い思いをバットに乗せた。
 佐藤隆も「どの場面でも自分の打撃ができる。信頼しているし、期待通りの活躍だ」と弟をたたえた。
 東北大・寺島(四回に一時勝ち越しとなる左越えソロ本塁打)「打ったのは真ん中低めのカーブ。狙い通りに変化球が来たので、強く振ることを意識した。リーグ戦初安打が本塁打になって驚いている」

[注]草〓の〓は弓へんに旧字の「前」のしたに「刀」(読み:なぎ)


2018年04月10日火曜日


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