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<福島第1原発事故>楢葉復興美酒に託す 町産米を会津美里で醸造

「楢葉の風」を試飲する(左から)渡部、松本の両町長と渡辺会長=福島県会津美里町

 福島県楢葉町産のコメを使った日本酒「楢葉の風」が完成し、醸造が行われた同県会津美里町で9日、試飲会があった。東京電力福島第1原発事故による避難指示解除後の営農促進と町の特産品づくりが狙いで、関係者は出来たての復興の味をかみしめた。
 純米大吟醸酒と特別純米酒の2種類で、それぞれ生酒も用意した。18日に町内の町振興公社や小売店などで販売を始める。
 町や商工会などでつくるプロジェクト委員会が、姉妹都市・会津美里町の白井酒造店の協力で商品化した。楢葉町の農家が生産した県開発の酒米「夢の香」約4.3トンを使い、一升瓶(1.8リットル)換算で約2500本を醸造した。
 試飲会には渡部英敏会津美里町長らが出席した。「やわらかい味わい」と松本幸英楢葉町長。プロジェクト委会長の渡辺清・楢葉町商工会長は「多くの町民や町外の人に飲んでもらい、復興の風、未来の風を吹かせたい」と話した。
 商品のうち720ミリリットル入りの希望小売価格(税別)は純米大吟醸1900円、特別純米1300円。


2018年04月10日火曜日


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