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<思い立ったが入門日 週1紙上塾>感動はがきを送ろう(2)手書きの底力/小林みのる

色鉛筆7本ほどを使って3分で描く花束カードの例。「はがきマーケッター小林みのる」公式ホームページで描き方を公開している。http://www.bizarthagaki.jp/

 なぜ、感動はがきは人の心を動かすのでしょうか。
 はがきの歴史は、江戸時代にさかのぼります。飛脚によって通信網が整備され、それまでの書簡を簡易化したものが始まりです。
 インターネットなどの普及で誰もがIT社会に携わる今日、いつでもどこでも誰にでも、自分の思いを瞬時に伝えることができるようになりました。そんな時代だからこそ、手書きの真心が詰まったものが生きてきます。

◎人柄、個性 素直に表れる

<相手を元気にする>
 手書きのはがきは、出す側にとって特別深い意味がなくても、受け取った相手に無限の感動と喜びを与えることがあります。
 先日、ある集いが温泉であり、そこで働いている部屋付きの仲居さんの名前をさりげなく聞き出し、即興で描いた感動はがきを手渡しました。その結果、あまりの大きな反応にこちらが驚いたという経験をしました。何度も何度もお礼を言われ、恐縮したほどです。
 また、普段気になっている地元放送局の人気女性アナウンサーが受け持つ番組に、リクエストを口実に何度か感動はがきを出してみました。その後、毎年行われる放送局主催のイベントでお会いする機会があり、名前を告げ、感動はがきを出したことを言ったとたん、「あの小林さんですか」と即座にお礼を言われ、わくわく、うれしい経験をしました。
 はがき一枚であこがれの相手も感動させ笑顔にすることができ、多くの方々を元気にし、争いやもめ事の小さな解決策に結び付けることができるとしたら大変うれしいです。
 このような感激を味わうと、相手を一生涯忘れることができなくなったりもします。この気持ちこそが、人々の心を動かすのです。

<予想以上の好反応>
 私は、実際に数え切れないほどの体験をしてきました。ビジネスでも、知り合い同士でも、相手とより深い関係性を構築したいと思う方々には、定期的に続けることをお勧めします。関係性ができていないうちの付き合いは、説得という手段に走り、相手も自分も辛さを味わうことになりかねません。
 では、どんなことを書けばよいのか? まずはシンプルが一番です。感動はがきは、一つのアートです。素人色が出ている「真心はがき」なのです。だからこそ下手でもいい、むしろ自分の人柄や個性が素直に出ている下手がいいのです。
 人は感動すると心が動きます。ハードルが高いと思ったら、最初は自分の家族や親しい友人に出して反応を確かめてください。きっと、あなたが想像していた以上の結果が出るはずです。
(はがきマーケッター)


関連ページ: 宮城 社会 週1紙上塾

2018年04月11日水曜日


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