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<楽天>岸、待望の白星 6回粘投、連敗止める

6回1失点で今季初勝利を挙げた東北楽天・岸

 「これ以上連敗したくなかった。チームが勝てれば何でもよかった」。東北楽天の岸は今季初勝利を挙げた試合後、安堵(あんど)した表情を浮かべた。昨年7月から先発14試合ぶりのシーズン戦白星にも、チーム最優先の口ぶりだった。
 8回3安打無失点とほぼ完璧だった前回同様、三回まで無走者という最高の立ち上がり。3−0の四回2死三塁、ロメロの左前打で1失点した以外は粘った。
 五回1死一、二塁は宗、大城を外角速球で連続三振に。六回も無死二塁のピンチでロメロ、小谷野を丁寧に打ち取った後、リーグトップ4本塁打のマレーロには力勝負を挑み、内角高めへの速球で左飛に仕留めた。「(ピンチをしのいだのは)嶋の要求通りに投げただけ」と謙遜する半面、集中力を切らさなかった投球は「さすがに疲れた」と明かした。
 昨秋はクライマックスシリーズファーストステージ初戦に敗れて後のない第2戦、ファイナルステージ進出へと流れを変える快投を見せた。今回もチームの連敗を2で止め、浮上のきっかけとなる勝利になった。
 古里の宮城に戻って2季目の岸は「優勝しないと帰ってきた意味がない」と今季身を粉にする決意。「自己最多の13勝を上回る成績でチームを支える」という熱意も胸に秘めている。(金野正之)


2018年04月11日水曜日


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