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<東京五輪>聖火リレー 宮城、岩手、福島で3日間に決定

 2020年東京五輪の聖火リレーで、都道府県別の日数配分が10日、決まった。東日本大震災で被災した宮城、岩手、福島3県はそれぞれ3日間とした。リレー実施前には、ギリシャで採火した種火を「復興の火」として被災3県で巡回展示する。リレーの出発地は組織委で引き続き検討する。
 都内であった大会組織委員会や政府、東京都、全国知事会の代表者らによる調整会議で了承した。リレー前に被災地を回る「復興の火」は、組織委が復興庁や地元自治体と調整して展示場所や日数を決める。
 組織委の森喜朗会長は「鎮魂の火、復興の光として被災地の方々に(火を)見ていただくのは礼儀だ」と意義を強調した。
 聖火リレーのテーマは「希望の道を、つなごう。」に決めたことも明らかにした。石巻市が名乗りを上げている出発地については「できるだけ早く決めたい」と述べるにとどめた。
 出席した吉野正芳復興相は「五輪は、震災から10年目に入り復興が進む被災地の姿を発信する機会。聖火の被災地巡回は鎮魂とともに、復興を担う被災者の力にもなる」と期待を込めた。鈴木俊一五輪相は「復興五輪として十分に配慮されている」と歓迎した。
 他の日数配分は開催都市の東京都が15日間、複数の競技を実施する埼玉、千葉、神奈川、静岡4県は3日間、ほかの39道府県は2日間とした。計114日で、これに移動日が加わる。
 聖火リレーのルートは各都道府県が設定し、来年夏ごろまでに組織委が全体の行程を公表する。走者の人選も進める方針。


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2018年04月11日水曜日


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