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<全町避難>帰還に向けた準備宿泊24日から 福島県大熊町が決定

 東京電力福島第1原発事故で全町避難が続く福島県大熊町は11日、帰還に向けた長期滞在が可能な「準備宿泊」を一部地区で24日に始めることを決めた。来春を目指す対象地区の避難指示解除まで続ける。
 11日の町議会全員協議会で了承され、国との協議も整った。対象は居住制限区域の大川原、避難指示解除準備区域の中屋敷両地区の計139世帯378人(1日現在)。全人口の約3.5%で、13日から電話で希望者の事前登録を受け付ける。
 町は24日、町内パトロールの活動拠点を開所。前日の23日には隣接の富岡町で、双葉郡の2次救急などを担う「県ふたば医療センター付属病院」が診療を始めることもあり、準備宿泊が可能と判断した。
 渡辺利綱町長は「対象は限定的で全体をどうするか課題はある。準備宿泊する町民に良さを感じてもらい、一人でも多くの帰還につなげたい」と話した。
 大川原地区では現在、町役場の新庁舎を整備中で来年3月の完成を予定する。


2018年04月12日木曜日


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