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地元企業の魅力知らないまま東京就職、もったいない!仙台の学生団体、就職支援 市と連携し企業との橋渡し

市や支援企業の関係者と打ち合わせする新井さん(中央)

 仙台市の学生団体「TOHOKU CAREER(東北キャリア)」が、若者の地元定着に向けた就職支援に取り組んでいる。代表の東北大4年新井大貴さん(23)=青葉区=は「学生と地元企業の懸け橋になりたい」と意気込む。
 団体は昨年4月、市内の大学生有志が結成。就職活動に取り組む大学3年生を主な対象として、社会人を招いた座談会や進路相談、就活対策イベントを実施してきた。地元企業へのインターンシップ(就業体験)も企画した。
 市と連携した活動も展開している。地域課題の解決策を競う2017年度の政策コンテスト「チャレンジ!! オープンガバナンス」(東大大学院主催)では、市とともに地元企業の魅力を伝えるウェブサイト運営や、企業と学生の出合いの場となる「就活ラウンジ」の開設を提案。3月4日の最終審査で「連携体制賞」に選ばれた。
 市内の大学生は卒業後、首都圏で就職するケースが多く、地元の企業や大学、自治体などが連携して対策を講じてきた。市地域産業支援課は「このネットワークに学生が加わると、若者の地元定着に向けた取り組みの効果がさらに高まる」と期待する。
 新井さんは「学生が地元企業の魅力を知らないまま東京で就職するのはもったいない。地元企業の情報を学生に届け、学生の声を企業につなぐことで、両者のミスマッチを解消したい」と話す。


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2018年04月13日金曜日


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