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<八木山動物公園>カンムリキツネザル 年度内導入目指す

マダガスカルの希少種カンムリキツネザル

 仙台市がアフリカ・マダガスカル島固有の希少種カンムリキツネザルを八木山動物公園(太白区)に導入する手続きを進めていることが13日、分かった。国内動物園での飼育は珍しいといい、年度内の受け入れを目指す。
 市などによると、カンムリキツネザルはマダガスカル島北部の森林に生息。体はグレーやクリーム色などの毛に覆われており、額にはオレンジ色の体毛がV字に生えている。
 市は繁殖目的に雄と雌の2匹を持ち込む。飼育環境に慣らすためすぐに展示せず、専用施設で育てる。今年2月、市の担当者がマダガスカルで導入する個体を見学しており、希少種の輸入を担当する環境省などが手続きを進めている。
 サル類は人間に感染する病原菌などを媒介する可能性があるため、原則的に輸入が禁じられている。繁殖などの目的であれば国が特例的に許可する。カンムリキツネザルの飼育は国内でも珍しいといい、北九州市も導入を目指している。
 市は2020年度末までに、カンムリキツネザルなどの展示施設「マダガスカル館」(仮称)を整備する方針。金集(かなつみ)隆幸園長は「完成まで来場者に見せられないのは寂しい。何らかの形で公開したい」と話す。
 市は08年、マダガスカル島固有の生物の保全や研究などを目的に、現地のチンバザザ動植物公園などと協力協定を締結。その一環で今回の導入を進めている。


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2018年04月14日土曜日


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