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必殺!海の仕事人 宮城の若手漁師ら新サービス「カキ捕獲」「弟子入り」など多彩

「海のヒットマン」のサイトの一場面。6人の漁師や仲買人に直接依頼できる

 宮城県内の若手漁師らでつくる一般社団法人「フィッシャーマン・ジャパン」(石巻市)は、消費者が好みの漁師を選んで魚介類の捕獲などを依頼できる新サービスをインターネットサイトで始めた。「磨き上げた必殺の技であなたの望み叶(かな)えます」とうたい、石巻の海の豊かさと漁師の奥深い魅力を発信する。
 サービス名は「海のヒットマン」。石巻市の漁師5人と仲買人1人が写真で登場する。「カキやホヤなどの捕獲」「魚の締め作業のライブ配信」「弟子入り」など漁師ごとに依頼できるメニューがあり、それぞれ料金が設定されている。
 漁師らを紹介するキャッチコピーは趣向を凝らす。「伝説の名を継ぎし早技(はやわざ)」「死を悟らせぬ神経〆(じめ)の風雲児」「細胞レベルで海苔(のり)の変化を見抜く求道者」など、個性を前面に出しつつ扱う商品をPRする。
 仲買人として参加するのは、市内の水産仲卸業ダイスイの常務大森圭さん(40)。神経締めした高級魚をディナーのフルコースにして東京の飲食店で提供する。料金は2人1組で2万円に設定した。
 大森さんは「本当の魚のおいしさと漁業の世界を知るきっかけになってほしい」と期待を寄せる。
 同法人は2014年、東日本大震災からの漁業復興と漁師の担い手不足解消を目指して発足した。昨年は、漁師が朝に直接電話するモーニングコールサービス「フィッシャーマンコール」などを手掛け、好評だった。
 同法人の担当者は「漁師のこだわりと美技、奥深さなどを伝えたい」と話す。サービスは5月末まで。「海のヒットマン」のサイトから仕事を依頼できる。


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2018年04月14日土曜日


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