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<JFAアカデミー福島>再開で浜通り発展に期待

 東京電力福島第1原発事故の影響で静岡県に移転している中高一貫のサッカー選手養成機関「JFAアカデミー福島」が、2021年から福島県に順次戻ってくる。日本サッカー協会が発表した13日、県内のサッカー関係者らは歓迎し、受け入れ態勢の整備を誓った。

 「全国の選手が訪れる機会が増えて浜通りのサッカーが盛んになり、復興、発展とつながればいい」。東北社会人リーグ2部のいわきFCでプレーする古山瑛翔(えいと)選手(24)は期待した。
 古山選手はアカデミー1期生。千葉県の実家を離れて寮生活を送り、広野町広野中、富岡高に通学しながら練習を重ねた。高校3年時に静岡に移ったが「(福島での)大切な日々があり、今がある」と感謝する。
 県サッカー協会の小池征会長(70)は「(原発事故後、広野町に)ふたば未来学園高ができるなど、取り巻く環境も向上した。東北全体の選手育成にも大きく貢献できる」と話した。
 拠点となるサッカー施設のJヴィレッジが立地する楢葉、広野両町の期待も大きい。松本幸英楢葉町長は「大変喜ばしい。町や双葉郡の復興を大きく後押しする」と強調。遠藤智広野町長は「未来を担う子どもたちの活動の基盤を整える」と語った。
 内堀雅雄知事は「生徒の皆さんが切磋琢磨(せっさたくま)して成長する姿は、本県の復興・創生への大きな原動力になる」との談話を出した。


2018年04月14日土曜日


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