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<わたしの道しるべ>古里の食材守り続ける

◎畜産農家 上野まどかさん(28)=宮城県登米市

 黒毛和種の子牛の生産と米作りを父(67)としています。2016年に就農しました。
 仙台の大学を卒業後に東京で就職しましたが、14年に父が病気で倒れ、農業を継ごうと決意しました。父に米と野菜を仕送りしてもらっていました。当たり前と思っていた古里の食材のおいしさと有り難さを思い知りました。
 畑仕事を続けながら家畜人工授精師の資格を取りました。最初は猛反対した父も諦めたようで、昨年から子牛の飼育を手伝わせてもらっています。
 3月に登米市であった東北風土マラソンに合わせて、地酒と仙台牛の作り手と交流するツアーを若い生産者仲間と企画しました。15人の参加があり、登米の食の魅力をPRできました。
 東北にはおいしい食べ物がたくさんあります。でも生産現場は後継者が足りません。多様な食材を100年、200年先も楽しめるよう、生産者と都会の消費者を直接つなぎ、一緒に食の生産現場を守っていける関係をつくりたいです。


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2018年04月15日日曜日


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