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<JR仙石線開通90周年>思い出の車両を回顧 東松島・野蒜で企画展

仙石線の鉄道車両の模型を走らせた記念イベント

 東日本大震災で被災した宮城県東松島市野蒜の歴史を学び後世に伝えようと、住民有志による「野蒜塾」は東松島市野蒜市民センターで、JR仙石線の開通90周年を記念した企画展「仙石線と野蒜 今と昔」を開いている。15日まで。
 鉄道愛好家でつくる「みちのく鉄道応援団」(仙台市)の協力で鉄道車両の模型を展示し、オレンジとクリーム色の73系など仙石線で活躍した歴代の列車を走らせた。
 震災後の全線復旧を喜ぶ住民の姿や昭和30年代の満員電車の様子を撮影した写真なども飾っている。
 同市大塚の理髪業友野佳幸さん(77)は「茶色の電車が走っていたのが懐かしい。当時の記憶がよみがえる」と話した。
 野蒜塾は地元住民と学識経験者の6人が3月に結成した。1928年に旧宮城電鉄が開通させた仙石線と沿線の思い出を振り返ってもらおうと、初めてのイベントを企画した。
 代表の元東北大大学院准教授・後藤光亀さん(66)は「野蒜地区は高台に移転し、心が落ち着く段階まで来た。今後は住民が元気になるような活動をしていきたい」と語る。
 午前10時〜午後3時。連絡先は事務局090(6788)4112。


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2018年04月15日日曜日


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