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福島・大玉「十二神楽」 五穀豊穣願い多彩な舞 「後継者を育てたい」佐藤会長

十二神楽を奉納する保存会のメンバー

 福島県大玉村の無形民俗文化財で、神原田神社に江戸時代から伝わるとされる「十二神楽」の奉納が15日、同神社であった。地元の保存会のメンバーが演目ごとにさまざまな衣装を身にまとい、五穀豊穣(ほうじょう)を祈願した。
 境内の舞台で「五人舞」「榊(さかき)舞」「天狗(てんぐ)舞」など八つの舞を披露した。五人舞は赤や青の着物姿の5人がおはやしの音色に合わせ、手に持った鈴を鳴らした。天狗舞は異形の面を着け、やりを振りかざす荒々しい演舞で観客を沸かせた。
 十二神楽は島根県の出雲神楽に源流があり、天保年間(1830〜44年)には現在の郡山市から神社に伝わったとみられる。
 保存会は年2回の例祭に合わせ、神楽を奉納する。佐藤紀彰会長(38)は「伝統は一度途絶えれば復活させるのは難しい。何とか後継者を育てたい」と話す。


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2018年04月16日月曜日


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