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<防潮堤施工ミス>村井知事陳謝「責任痛感」

 村井嘉浩知事は16日の定例記者会見で、宮城県気仙沼市内湾地区の魚町地域に建設している防潮堤の一部で計画より高く造る施工ミスがあった問題について、「責任の重さを痛感している」と陳謝し、今後現地を訪問する考えを示した。
 防潮堤の高さは県と住民が議論を重ね、地盤隆起分の22センチを高さから差し引く計画に変えたが、施工業者が変更前の設計のまま工事を進めた。村井知事は「県、設計と施工各業者の意思疎通ができていなかった」と説明した。
 再工事など今後の対応に関しては、「復興事業が遅れないよう最善の方法を住民や市と検討したい」と強調。漁港海岸防潮堤で高さが見直された県内18カ所を再測量した結果、ミスは確認されなかった。
 東京電力福島第1原発事故で生じた国の基準(1キログラム当たり8000ベクレル)以下の汚染廃棄物処理を巡り、15日投開票の大崎市長選で4選を果たした伊藤康志氏(68)が焼却推進を訴えたことにも言及。村井知事は「伊藤氏が支持された。試験焼却に踏み出すことを期待したい」と述べた。
 東日本大震災の津波で死亡・行方不明になった石巻市大川小の児童23人の19遺族が、市と県に約23億円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決を26日に控え、「市の意向を最大限尊重したい」と語った。


2018年04月17日火曜日


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