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<熊本地震2年>共通の悩み語り合う 東日本大震災の被災者が仮設訪れ交流

熊本県益城町の仮設住宅で開かれた、熊本地震の被災者と宮城県の東日本大震災の被災者らの交流会=16日午後

 熊本地震の本震から2年がたった16日、熊本県益城町の仮設住宅を東日本大震災で津波被害に遭った宮城県の被災者が訪れ、住民と交流会を開いた。住宅の再建に向けた負担など、同じ被災者として共通する悩みを語り合った。
 訪問したのは、宮城県名取市閖上地区の長沼俊幸さん(55)と木皿俊克さん(61)。仮設住宅からは約30人が参加した。
 住民の上田勝利さん(74)が「これから家を再建するが、40歳近い長男がローンを抱えると思うと心配」と話すと、長沼さんは「私も閖上に自宅を再建し、80歳まで借金です。大変ですよね」と応じた。
 参加者からは「もっと相談したい。また来てほしい」との声が上がり、木皿さんは「経験が役に立って良かった」と笑顔を見せた。
 阪神大震災の経験を生かし、全国の被災者を支援する神戸市のボランティアグループが主催。グループの高橋守雄さん(69)は「同じ体験をしているから悩みを分かち合える。今後も支援を続けたい」と話した。


2018年04月17日火曜日


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