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秋田港にクルーズ船専用ターミナル完成

ガラス張りの外観が特徴的な秋田港のクルーズ船ターミナル

 クルーズ船の乗船客を受け入れる専用の旅客ターミナルが、秋田市の秋田港中島埠頭(ふとう)に完成した。秋田県によると、専用のターミナルは東北の港で初めて。18日に予定されているクルーズ船ダイヤモンド・プリンセス(11万5875トン)の寄港に合わせて、使用を開始する。
 旅客ターミナルは県が建設した。鉄骨平屋で約660平方メートル。海側の軒高を9.7メートルと高くした。外観は開放感のあるガラス張りで、建物の中は広々とした空間が広がる。寄港の際に港周辺を散策する乗船客が多く、外国人への対応も念頭に置いて通訳付きの観光案内カウンターを設けた。
 乗船客がバスやタクシーを待つ間などに休んでもらえるよう、秋田スギのベンチを設置。物品販売や税関検査などの場としての活用も見込まれる。
 秋田港ではこれまで、クルーズ船が寄港するたび仮設テントを設置してきた。風雨をしのげる施設の整備は、運航会社などから要望が強かった。県は旅客ターミナルの完成でクルーズ船の誘致促進につながることを期待する。
 鉄道と連携した新たな動きも本格化する。JR東日本は貨物線の秋田港駅を活用し、秋田港と秋田駅を結ぶ専用列車を運行する。
 県港湾空港課の菅原純課長は「クルーズ船は観光振興の大きな柱。乗船客の利便性を高め、地域での回遊を促したい」と語る。


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2018年04月17日火曜日


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