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秋田・由利本荘で子育てタクシー養成講座 仕事と育児両立後押し

子どもの心肺蘇生法の講習を受けるドライバー

 子連れや子ども、妊婦専用の「子育てタクシー」のドライバー養成講座が17日、秋田県由利本荘市であった。タクシーの活用を通して子育て世代の仕事と育児の両立を後押しし、少子化対策への貢献も狙う。
 本荘タクシーのドライバー9人が参加。急病時の子育てタクシー利用者への適切な対応を身に付ける一環として心肺蘇生法を学んだ。段差のある箇所を通る際の運転で配慮すべきことなど、妊婦や子どもを乗せた際の注意点を確認した。
 同社の小松辰美営業業務課長(65)は「子どもは地域の宝。安心して子育てできる環境作りに貢献したい」と話した。
 子育てタクシーは「全国子育てタクシー協会」(高松市)が保育実習や救命講習を受けた運転手を認定し、運行する。保育所への送迎や子連れでの買い物をサポート。急病や陣痛による病院への送迎にも対応する。事前登録制で通常と同じ料金で利用できる。
 秋田県では県が主導し、2011年10月に運行を始めた。3月末時点で3767人が登録し、毎月約300回の利用がある。
 県の次世代・女性活躍支援課は「共働きで子どもを迎えに行けない際などの利用が多い。仕事と子育ての両立支援につながる」との考えを示す。
 全国子育てタクシー協会の高橋和明理事(秋田市)は「秋田県での子育てタクシー運行エリアは秋田市や横手市など限定的。各社に呼び掛け、一層の浸透を図りたい」と語る。


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2018年04月18日水曜日


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