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<汚染廃>牧草すき込み開始 減容化実験で1トン 宮城・色麻町

細かく切った汚染牧草をまく作業員

 宮城県色麻町は18日、東京電力福島第1原発事故で生じた国の基準(1キログラム当たり8000ベクレル)以下の汚染廃棄物について、すき込みによる減容化実験を始めた。
 原発事故後、放牧を休止している平沢放牧場の牧草地10アールに、350〜400ベクレルの汚染牧草1トンを細かく切って散布。農機で深さ30センチと15センチの地中に混ぜ込み、牧草の種をまいた。
 伸びた牧草を7月と10月に刈り取る予定で、牧草の放射性物質濃度など環境への影響を調べる。安全性を確認し、すき込みによる減容化を本格化させる方針。
 実施場所にあった多くの石を取り除くのに時間を要し、昨秋に実験を始める当初計画がずれ込んだ。
 汚染牧草は町内42戸が計約780トンを保管する。実験対象となる400ベクレル以下は656トンある。


2018年04月19日木曜日


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