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<あ・ら・伊達な道の駅>「こけしもろこし」新たな名物に 5月試験販売

こけしもろこし(手前)と古道具の木型

 宮城県大崎市岩出山の「あ・ら・伊達な道の駅」は5月、鳴子こけしをモチーフにした新たな土産菓子「こけしもろこし」を試験販売する。70年以上前の古道具の木型を使い、仙北市角館町の銘菓「諸越(もろこし)」を作った。担当者は「新名物になってほしい」と期待を寄せる。
 木型は大崎市鳴子温泉の菓子店「おかしときっさ たまごや」の所蔵品。作者や年代などの詳細は不明だが、同店で戦前から、らくがんの製造に使われたとみられる。高さ約6センチ、幅2センチで表情や体の模様が異なるこけし10体が並ぶ。
 角館町の菓子店「唐土庵(もろこしあん)いさみや」がこの木型を用い、昔ながらに手打ちする。小豆をひいた粉、砂糖、水を混ぜた原料を詰めて型を取り、約100度で焼き固める。口に入れるとほろりと崩れ、上品な甘みが広がる。
 道の駅の大内祐販売部長(39)が隣接する鳴子温泉郷との連携を深め、互いの誘客につなげようと発案した。取引のあったいさみやが昨年8月から試作を重ね、レトロでかわいらしい姿を型通りに再現。大内部長は「こけしもろこしを通して、地域の歴史と文化に興味を持ってもらえればうれしい」と話す。
 15個入り540円。売れ行きを見て定番商品化を検討する。連絡先は道の駅0229(73)2236。


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2018年04月19日木曜日


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