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映画と講演で死刑を考える 市民や弁護士ら約100人が参加「遺族の処罰感情は時間とともに・・・」

死刑と世論の関係について講演する長塚氏

 秋田弁護士会は、「死刑を考える日」と銘打った講演会と映画上映会を秋田市文化会館で開いた。市民や弁護士ら約100人が参加し、死刑制度を巡る議論に理解を深めた。
 ジャーナリストの長塚洋氏が死刑と世論の関係をテーマに講演。2014年の内閣府世論調査で「死刑もやむを得ない」が80.3%だったことに触れ、「市民が十分理解した上で選んだとは思えない。世論は死刑を容認しているとする根拠としては疑わしい」と指摘した。
 刑事事件の被害者遺族との交流も紹介し、「遺族の処罰感情は時間とともに変わる。処罰を求める世論がむしろ遺族を傷つけている面もある」と話した。
 長塚氏が監督したドキュメンタリー映画「望むのは死刑ですか 考え悩む世論」(15年)も上映された。


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2018年04月20日金曜日


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