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<小動物と暮らす>モルモット編 恐がり優しく接して

モルモットは臆病な性格。人を怖がらないように優しく接するのが大事

 モルモットはウサギの人気の陰に隠れてしまい、飼育している人の数がそれほど多くありません。しかし、ペットショップで見かけないことはないほど、メジャーなペットです。
 性格は臆病で、人に慣れていないモルモットは、キーキーと甲高い声を出して逃げ回ります。病気になったとき、動物病院での診察も大きなストレスにつながるので、常日頃から人を怖がらないように触ってあげてください。
 ウサギのように跳びはねることがないので、衣装ケースなどでの飼育が可能です。飼育ゲージの床には、木のすのこが適しています。足先が小さいので、隙間の狭いすのこが必要です。市販であまり良い物がないので、DIY(ドゥ・イット・ユアセルフ)で作ってあげるとよいでしょう。格子状の金網のすのこもお薦めです。
 モルモットは食ふんする動物なのですが、体が硬いためウサギのように肛門に直接口を付けて食べることができません。いったん、床に落ちた盲腸便を食べるので、床面積半分程度に木の板を置いてください。
 フードにラビットフードを代用する方がいますが、モルモットに与えると病気をすることがあります。ラビットフードには、モルモットが必要とするだけのビタミンCが添加されていないことが多いのです。
 モルモットは体内でビタミンCを合成できない動物です。欠乏症になると血液が壊される壊血病になったり、皮膚病になったり、歯が曲がったり、などのトラブルを引き起こします。必ずモルモット専用フードを与えてください。
 小屋は重要ではありませんが、衛生的に管理できるなら入れても問題ありません。ただし、健康状態の観察には十分気をつけてください。いつまでも小屋に入って姿を見せず、数日してのぞいてみたら亡くなっていたでは済まされません。
 寒さをしのぐため、という目的であれば間違いです。小屋がなくても十分暖かい温度管理をしてあげることが大切です。常に20〜26度の範囲で飼育してください。(獣医師)


2018年04月20日金曜日


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