秋田のニュース

秋田港、釣り解禁へ 北防波堤7月開放

秋田港の北防波堤付近で釣りを楽しむ男性。奥のフェンスの先が北防波堤

 秋田港の防波堤の一部を釣り人に開放しようと、秋田県などが整備する動きが進んでいる。7月に北防波堤を試験開放して安全対策を検証した上で、駐車場を備えた親水エリアとしてPRする。港内でも特に釣果が期待できるポイントで、釣りファンからは期待の声が上がる。
 北防波堤は外港地区から沖に約710メートル延びた防波堤。周辺は他のポイントより水深が深く、マダイやクロダイが釣れるほか、冬場はハタハタを狙う釣り客が列を作るという。道路に面しており、付近に駐車場用地があることから整備地に選ばれた。
 2年前にハタハタ釣りをしていた人が海に転落した事故を受け、現在は北防波堤は立ち入り禁止になっている。一方、それ以外の港内での釣りは黙認されている状態で、釣り人の残したごみが散乱するほか、足場が崩れるなど危険な箇所が目立つ。
 県は今年2月、国土交通省秋田港湾事務所、秋田海上保安部、地元町内会らと整備検討会を設立。安全対策で検討を重ね、6月には船を使った救助訓練を実施する。
 防波堤の釣り場の管理運営は民間に委託する方針で、監視員を常駐させて釣り客にライフジャケットの着用を義務付ける。維持費として、釣り客から利用料を徴収する。
 7月の試験開放は土日など数日間行う予定で、本格的な開放は来年度以降になる見込み。県の担当者は「安全安心に釣りを楽しめる空間にしたい」と話す。


関連ページ: 秋田 社会

2018年04月21日土曜日


先頭に戻る