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汚染廃の焼却問題点を指摘 宮城・大崎で講演会

汚染廃問題について講演する池田氏

 宮城県大崎市の市民団体「放射能汚染廃棄物問題を考える大崎の会」主催の講演会が21日、同市であった。民間シンクタンクの環境総合研究所(東京)の池田こみち顧問が、東京電力福島第1原発事故で生じた国の基準(1キログラム当たり8000ベクレル)以下の汚染廃棄物の焼却処理の問題点を指摘した。
 池田氏は、過去の調査で焼却場の排ガス由来と考えられる重金属が焼却場周辺のマツの葉や土壌から見つかったデータを示しながら、「放射性セシウムも金属の一種。焼却処理にはセシウムを拡散させる可能性がある」と述べた。
 焼却灰を運んだ最終処分場で浸出水の放射性物質濃度が高まった事例があったことや仮置き場からの移動による汚染拡散のリスクなどから、「放射能レベルなど仮置き場の汚染廃の現状把握に努め、焼却を避けて保管管理するのがベスト」と強調した。


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2018年04月22日日曜日


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