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<羽生結弦パレード>熱気とともに気温上昇 観衆、熱中症対策さまざま

強い日差しが降り注ぐなか、羽生パレードを待つ観衆=22日午前9時15分ごろ、仙台市青葉区中央3丁目

 観衆10万8000人の熱気に包まれた羽生選手の祝賀パレード。仙台管区気象台によると、仙台市はパレード出発直前に最高気温29.9度を記録、4月としては観測史上最高となった。観衆は暑さ対策に追われながら羽生選手の雄姿を見守った。
 新潟県から訪れた主婦藤田奈保子さん(62)は羽生選手が出演した映画「殿、利息でござる!」の特製手ぬぐいを首に巻き、日傘と帽子で完全防備した。「熱中症に備え、お茶や水を飲み、梅干しで塩分も補った」と話した。
 宮城野区の介護士女性(52)は「最初は日なたにいたが、耐えられないほどの暑さ。日陰に移動して観覧します」と汗をぬぐった。
 沿道のコンビニエンスストアは冷たい飲み物を買い求める客で混み合った。芳賀匠店長(32)は「スポーツ飲料やお茶は普段の2倍、アイスクリームは3倍の売れ行き。想像以上の早さだった」と驚いていた。
 あまりの暑さに体調を崩す人も。若林区の看護師吉田まき子さん(60)は「混雑が激しく、万一の時にどうするのかと心配していたら実際に近くの人が倒れた。救急隊はなかなか来なかった」と振り返った。救護所では頭痛やめまいを訴えた観客や、すり傷を負った人が訪れた。市消防局によると、会場付近には救急車が7台出動した。6人が病院に搬送され、うち2人は熱中症の疑いがあるという。


2018年04月23日月曜日


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