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<NPOの杜>高齢者に張り合いを

 仙台市宮城野区にある鶴ケ谷団地はちょうど50年前に分譲が始まった、市内でも最古の大規模住宅団地です。50年の間に住民の高齢化は進み、現在は65歳以上の人口割合が38.4%と県内でも有数の高さになっています。
 一般に高齢者は、行く場所や用事がないと家に閉じこもりがちになります。特に鶴ケ谷は市の繁華街から距離がある上に、団地内は坂道が多く、集う場所が少なく、高齢者が気軽に出掛けられる場所がなくなってしまいました。
 2009年に立ち上がったつるがや元気会は、高齢化が進んでも鶴ケ谷が明るく元気な町であり続けるよう活動している任意のボランティア団体です。
 歴史・文学が学べる市民講座や食と運動を中心とした健康講座などを、住民自身が企画運営する巻き込み型で定期的に開催し、高齢者が外に出たくなる仕組みづくりをしてきました。
 毎年10月に行う「つるがや元気まつり」には地域人口の4分の1を超える3500人が集うなど、今では地域になくてはならない存在となりました。
 「おらほの地区には活気がねえ」と感じるなら、一度鶴ケ谷を参考にしてみては。
(認定NPO法人杜の伝言板ゆるる 大西直樹)


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2018年04月23日月曜日


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