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<気仙沼・内湾>かさ上げなら費用負担 県、防潮堤ミスで検討

 東日本大震災で被災した宮城県気仙沼市内湾地区の魚町に建設中の防潮堤を、県が計画より高く造った問題で、県は23日、対応策の一つである背後地をかさ上げする案を住民が選択した場合、市に代わって費用を負担する方向で検討していることを明らかにした。
 同日、市役所であった「内湾地区復興まちづくり協議会」の非公開の会合後、県農林水産部の幹部が報道関係者に説明した。
 誤って高く造った22センチ分の見た目の高さを抑えるため、市が区画整理事業地内で土地をかさ上げする費用を、県が負担することになる。事業費などについては市が精査している。
 県は他の対応策として(1)防潮堤の造り直し(2)間違った高さのままの設置−を示している。県は住民の考えを尊重して事業を進める方針。
 協議会はこの日の会合で県や市からの状況説明を受け、意見集約の方策を議論。5月1、2日に県と市の担当者を交えて内湾地区の住民らを対象にした説明会を開くことを決めた。
 協議会の菅原昭彦会長は「意見集約は簡単な作業ではないが、スピード感を持って進めたい。5月中旬までには何とか方向性を決めたい」と話した。


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2018年04月24日火曜日


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