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<17年度・福島産農産物>輸出量急伸過去最大に 原発事故前初めて上回る

 福島県は23日、2017年度の県産農産物の輸出量が過去最高の210トンに上ったと発表した。前年度の3.2倍に達し、東京電力福島第1原発事故直前の10年度(約153トン)を初めて上回った。

 種類別はコメが最多の122トンで、前年度の約5.5倍。昨年8月に現地企業と輸出合意したマレーシア向けが101トンと大半を占めた。リゾート地の日本料理店などで振る舞われているという。特産の果樹はモモが47トン(前年度比56%増)、カキが17トン(5.6倍)。ベトナム向けに初輸出されたナシは12トン(21倍)だった。
 県産農産物の輸出は原発事故後の11年度から減少に転じ、12年度は2トンに落ち込んだ。その後、徐々に回復して16年度は66トンとなっていた。
 内堀雅雄知事は23日の定例記者会見で「安全対策や品質の高さ、おいしさが見直された。現地の立場でプロモーションを行い、さらに輸出拡大に取り組みたい」と話した。


2018年04月24日火曜日


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