福島のニュース

地域の守り神、春迎え衣替え 「お人形様」お色直し

【鬼】塗り直した鬼のような形相のお人形様の顔を取り付ける保存会メンバー

 疫病から集落を守る「お人形様」の衣替えが22日、福島県田村市船引町屋形地区であった。巨大な顔が特徴の高さ約4メートルのお人形様を、住民らがお色直しして祭った。
 保存会の約30人が集まって胴体のわらを編み直し、髪とひげを杉の葉で新しくした。鬼のような形相は赤、白、黒の3色で塗り直した。会長の荒井久男さん(67)は「集落で守ってきた神様。今年も地域の安全を祈願した」と話した。
 お人形様は1800年代には、地元の磐城街道沿いの集落に祭られていたという。かつて7体あったとされるが、現在は屋形、朴橋、堀越各地区の計3体のみ。福島県は2001年、無形民俗文化財に指定した。


関連ページ: 福島 社会

2018年04月24日火曜日


先頭に戻る