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<仙台南北線停電>「地下鉄停止」市長への第1報は秘書課 交通局から直接の連絡なし

地下鉄南北線が停止し、閑散とする駅構内=18日午後6時45分ごろ、仙台市青葉区

 仙台市地下鉄南北線で送電が止まり、全区間の運転が6時間停止した18日のトラブルで、郡和子市長への第1報は市交通局からではなく、偶然情報を得た別の部署の職員がもたらしたことが分かった。郡市長は24日の定例記者会見で、有事の際の幹部職とのホットラインを検討する意向を示した。市議会からは危機管理の甘さを問う声が出ている。
 市によると、トラブル発生から約15分後の午後5時半ごろ、庁内の会議で交通局職員から情報を得た広報課職員が秘書課を通じ、市長室にいた郡市長に「停電で地下鉄が止まった」と第1報を入れた。
 郡市長は外出の予定があったため、「しっかりと調査し、逐一報告を寄せるように」と指示して市役所を離れたが、指示は交通局に直接ではなく、秘書課を通じて伝えられたという。
 第2報以降は交通局職員が郡市長に随時報告したというが、20日の市議会都市整備建設委員会では「責任者である交通事業管理者が直接、市政トップに(携帯電話などで)第1報を入れるべきだった」と初動の不備が指摘された。
 郡市長は記者会見で「代替輸送が十分だったかを含め、どう対応すべきだったか早急に検証するよう交通局に話している。(市長と幹部職員の)ホットラインが必要なのかどうかも検討してみたい」と語った。


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2018年04月25日水曜日


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