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<消化ガス発電>下水処理で発生、余剰活用 多賀城・仙塩浄化センターで開始式

下水処理で発生したガスを利用する発電設備

 宮城県の仙塩浄化センター(多賀城市)で24日、汚泥処理で発生したガスを使った県内初の「消化ガス発電所」の発電開始式があった。1日から稼働しており、県と基本協定を結んだ環境設備メーカーの大原鉄工所(新潟県長岡市)が、民設民営で20年間にわたり発電事業を担う。
 下水処理によりメタンガスなどが年間258万立方メートル発生し、うち余剰分として焼却している30%を発電に活用する。センター敷地内に大原鉄工所が出力50キロワットの発電機7台を設置し、一般家庭約440世帯分に当たる年間約200万キロワットを発電する。
 20年間で県はガス売却により約4億円、大原鉄工所は売電で約14億6000万円の収入を見込む。
 県中南部下水道事務所施設管理班の大友一晃技術次長は「捨てていたものを有効利用できる。センターの運営管理費の負担軽減や、地球温暖化防止にも役立つ」と話している。
 式には、桜井雅之県土木部長や大原鉄工所の大原興人社長ら約40人が出席した。


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2018年04月25日水曜日


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