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津波被災の宮城農高跡地にメガソーラーが完成

津波で全壊した宮城農高の跡地に建設された太陽光発電所

 東日本大震災の津波で全壊し移転した宮城農高の跡地(宮城県名取市)に、再生可能エネルギー開発の日本アジアグループ(東京)が建設していた大規模太陽光発電所(メガソーラー)が完成し、現地で24日に式典があった。
 広さ29.8ヘクタールの敷地に太陽光パネル約9万7400枚を設置した。出力26.3メガワットを計画し、年間発電量は一般家庭約7700世帯分に相当する約2800万キロワット時を想定。事業期間は20年で、全量を東北電力に売電する。
 宮城農高は校舎が津波で全壊し、内陸部に移転を余儀なくされた。跡地へのメガソーラー建設は再生エネの普及に県有地を活用する取り組みの一環で、白石市内の水道事業用の遊休地に続き2例目。グループは年間2400万円で県から宮城農高跡地を借り受けた。
 式典には関係者約40人が出席。山下哲生会長兼社長は「復興のため使命感を持って発電事業を進める」と意欲を語った。村井嘉浩知事は「再生エネの重要性を津波で被災したこの場所から発信してほしい」と述べた。


2018年04月25日水曜日


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