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<震災遺構>教訓伝承や慰霊の場に活用 各地で動き広がる

 震災発生から7年がたち、被災各地では復興交付金で震災遺構を整備し、教訓の伝承や慰霊の場として活用しようという動きが広がっている。
 岩手県宮古市のたろう観光ホテルは2016年4月、宮古観光文化交流協会の有料ガイドで公開を始めた。実際の映像で津波の脅威を学ぶ。
 17年4月には仙台市の旧荒浜小校舎の内部を一般公開。展示室では災害の備えや荒浜地区の歴史も学べる。見学は無料で、1年足らずで約7万2700人が訪れた。
 宮城県気仙沼市の気仙沼向洋高旧校舎は、1月に保存工事に着手し、19年3月の公開を目指す。同県山元町の旧中浜小校舎も20年度中の公開を予定している。
 同県石巻市の旧大川小校舎と旧門脇小校舎は、建物内部への立ち入りを禁止し、敷地内に見学ルートを設けたり、外から内部の様子を観察したりするよう、19年度末までに整備の予定だ。
 宮城県女川町の旧女川交番は、津波で横転したままの状態で保存する。盛り土した外周からスロープで下りられるようにする。


2018年04月25日水曜日


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