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<仙台・折立中自殺1年>「教師の体罰許されぬ」調査結果市議会で報告、批判続出

 仙台市立学校で教員の体罰や不適切指導が多発していた問題で、市教委と市は25日、市議会いじめ問題等対策調査特別委員会で、体罰に関するアンケート結果を報告した。青葉区の折立中生徒が教諭から体罰を受け、いじめを訴えて自殺して26日で1年。委員からは「生徒の人権を守る立場の教員が体罰をすることは許されない」と、疑問や批判の声が相次いだ。
 結果は19日に公表。体罰や不適切指導が昨年度287件あり、2017年夏の調査後も6件あった。郡和子市長が陳謝し、佐々木洋教育長は「調査後も体罰が繰り返されていた。深刻に受け止めなければならない」と述べた。
 「郡市長は『スピード感を持って』と言うが(対策は)進んでいるのか。なかなか見えない」と小田島久美子委員(公明党市議団)は指摘。児童生徒の心のケアを巡り市教委が推測を交えて答えたことに「想定での議論はなかなか対策につながらない。一つ一つの学校現場に対する確認は絶対にやらなければならない」と迫った。
 辻隆一委員(社民党市議団)は自殺した生徒が教員から体罰を受けていたことに関連付け、「いじめと体罰の因果関係をきちんと分析すべきだ」と主張した。
 菊地崇良委員(自民党)は「調査は(市長部局の)総務局と市教委の共同で行っている。(調査の過程で)発覚した段階で、市長部局にできることはあったのではないか」とただした。


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2018年04月26日木曜日


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