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<ライトアップ>復興現場で知恵出す 日銀仙台支店長 岡本宜樹さん

 初めて勤務する東北の経済情勢を「東日本大震災からの復興は途上だが、着実に景気回復の動きが見られる」と分析。「にぎわいを取り戻すため、可能な限り現場に足を運んで話を聞いて議論し、知恵を出したい」と力を込める。
 本店で信用機構室や考査局を歴任したほか、金融庁にも出向した。1990年代、バブル経済崩壊後の金融機関の不良債権処理問題に正面から向き合った経験が、今も強く印象に残っている。「資金繰り改善や破綻処理に関わり、長く銀行の経営課題を分析する立場にあった。提言が(業界の)前向きな動きにつながったと思っている」と振り返る。
 マイナス金利政策が金融機関の経営環境を圧迫していると批判される一方、日銀は被災地の金融機関には定額金利で資金供給してきた。「復興という重い課題を抱えながら努力してきた東北の銀行を後押ししたい」と語る。
 雄大な北アルプスを間近に望む松本支店の支店長時代に始めた登山が趣味。「仙台から行きやすい蔵王連峰はもちろん、飯豊山や鳥海山にも登ってみたい」と意気込んでいる。妻と3人の息子と離れ、仙台で単身生活。東京都出身。50歳。


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2018年04月26日木曜日


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