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東松島・防災体験施設「KIBOTCHA」完成 7月本格オープン

内覧会で防災体験学習の内容を見学する関係者

 東日本大震災で被災した宮城県東松島市の旧野蒜小校舎を改修した防災体験型宿泊施設「KIBOTCHA(キボッチャ)」が完成し、現地で25日、内覧会があった。今月末にもプレオープンし、食堂や屋内遊具などを開放する。7月21日から本格営業する予定。
 同市の防災教育事業会社「貴凛庁(きりんちょう)」が運営する。鉄筋コンクリート3階、延べ床面積約2600平方メートルの校舎を改装し、1階に食堂と物産店、浴室を配置。2階を防災体験スペースとし、3階は14部屋計68床の宿泊フロアにした。
 防災体験スペースは子ども向けに、滑り台やボルダリングなどの遊具を備える。地域の歴史や震災の記録を流すシアタールーム、学習ゾーンも設けた。
 内覧会で、館長の大泉裕人さん(55)は「震災の継承と交流人口の拡大が施設の目的。遊具やバーベキューを用意しているので、気軽に立ち寄ってほしい」と利用を呼び掛けた。
 旧野蒜小は1階が浸水し、同市小野の仮設校舎に移転。2016年に閉校し、旧宮戸小と統合して宮野森小になった。住民が旧校舎を解体せずに残すよう要望していた。
 営業後の利用料は中学生以上700円、小学生300円、未就学児無料。宿泊は朝食付き1泊5000円で検討中。連絡先は0225(25)7319。


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2018年04月26日木曜日


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