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東京バラ焼き化作戦で古里の魅力を発信 十和田のまちおこし団体が6月出店

メニューと青森県十和田市の観光情報を掲載したガイドブック
小山田市長(右)に東京出店を報告する畑中舌校長(左)と中野渡会長

 青森県十和田市のまちおこし団体「十和田バラ焼きゼミナール(バラゼミ)」のアンテナショップが6月、東京都内にオープンする。牛バラ肉と玉ネギを甘辛いタレで炒めた同市名物のバラ焼きを提供するほか、無料ガイドブックを作製するなどして市の魅力を首都圏で発信する。

 店は「司 バラ焼き大衆食堂 東京組」で、バラゼミメンバーが出資する企業組合が運営。東急電鉄田園都市線の用賀駅近くで、住宅建築の東京組(東京)が所有するビルの3階に開く。屋内に34席、バルコニーに15席程度設ける計画だ。
 東京に住む同市出身者3人を採用し、店員5人でスタートする。
 店内ではバラ焼きや十和田産食材を使った料理、加工品を販売する。市の魅力を都内でPRする修学旅行生の受け入れも予定する。内装には東京組出資の「日本の窓」(十和田市)が生産する木製サッシも活用し、客にも紹介する。
 ガイドブックはA4判28ページで、企業の協賛を得て1万部作製した。店内のメニューに加え、市内の散策マップや観光地の写真を掲載し、店で無料配布する。
 バラゼミは十和田市内でアンテナショップを開いており、以前から東京進出を検討していた。同市出身の中野渡利八郎さんが会長を務める東京組が、資金面で協力することになり実現した。東京組が内装を手掛け、2年間無料でスペースを貸す。
 バラゼミを率いる畑中宏之舌校長(ぜっこうちょう)と中野渡会長は24日、市役所を訪れ小山田久市長に東京出店とガイドブック完成を報告した。
 中野渡会長は「十和田に来てバラ焼きを食べた人が、東京でも食べたいとの声も多かった」と言い、畑中舌校長は「十和田に足を運んでもらうためのガイドブックで、価値ある一冊に仕上がった」と話した。
 店は6月9日、関係者を招いてプレオープンし、同11日に正式オープンする。


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2018年04月26日木曜日


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