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<元NHK記者強姦致傷>裁判員「無表情でメモ驚き」

 証言台で真っすぐ前を向いて判決を聞いた弦本被告は、児島裁判長に促されて席に着くと、この日も判決理由の朗読を聞きながら熱心にメモを取り始めた。
 18日まで7日間続いた審理は、被害者3人のほか、DNA型鑑定の試料を採取した捜査員、鑑定を担当した科学捜査研究所職員ら延べ43人が証人出廷。被告は常に黒のスーツに青のネクタイ姿で、証言を記録し続けた。
 「一心不乱にメモを取っていて人ごとのように見える」。18日の被告人質問で検察側が指摘すると、被告は「なぜ私が間違って犯人とされたか知りたいからだ」と答えた。
 25日の閉廷後、裁判員と補充裁判員計7人が記者会見に応じた。50代の女性裁判員は「無表情でメモを取る姿に正直、驚いた。やっていないから胸を張っているのかとも考え、中立的な審理を心掛けたが、DNA型の鑑定結果は信用できると判断した」と語った。
 30代の女性裁判員は被害者3人全員が出廷して証言したことに関して「同性ということもあって涙が出た。被告は判決を受け、自らの罪を認めるところから始めてほしい」と述べた。


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2018年04月26日木曜日


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