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業務用米「いわてっこ」 安定供給で市場拡大へ 大阪の米穀卸が遠野市などと協定

 関西の消費者に人気の岩手県のオリジナル米「いわてっこ」の安定供給を目指し、米穀卸の津田物産(大阪)は、遠野市や花巻農協、全農県本部と生産協定を結んだ。業務用米としても市場拡大を図る。
 いわてっこの産地づくりを目的とした卸商と農協、行政の協定は県内初。2018年産米から生産調整(減反)が廃止される中、17年産で284トンだった遠野市内の集荷を600トンに増やす目標を掲げる。
 農協は3年間、同一価格で農家から買い取る。主力品種の「あきたこまち」や「ひとめぼれ」に比べて買い取り単価は低く抑えられるが、多収量米とあって農家は安定経営が見込める。
 津田物産は今後、一定の価格と数量で取引先に供給できるようになる。武田孝則常務は25日の協定締結式で「消費地の卸としてありがたい。小売店や生協に供給し、売り先も広げていく」と話した。
 耐冷性、耐病性に優れたいわてっこは、中山間地の遠野市が生産適地。市も大規模生産者にカントリーエレベーター利用料の助成を上乗せして増産を後押しする。
 本田敏秋市長は「コメ政策の大変革の中、市場ニーズに応える売れるコメを作り、遠野の農業を守らなければいけない」と語った。


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2018年04月27日金曜日


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