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TOKIO山口メンバー不祥事、福島の生産者ら落胆 県はポスター撤去

TOKIOの山口メンバーを起用したポスター

 人気グループ「TOKIO」の山口達也メンバー(46)が強制わいせつ容疑で書類送検された問題で、福島県は26日、県産農産物をPRしていたTOKIOのポスターを県庁や県関連施設から撤去した。

 ポスターは県庁の担当課や食堂、地方振興局、農林事務所などに張っていた。山口メンバー以外が写ったポスターも撤去した。
 いずれも東京電力福島第1原発事故による風評払拭(ふっしょく)の一環で作られた。2017年度版は県産のコメとモモ、トマトを、メンバーの写真付きで「うまい!」とPRしている。
 TOKIOは東日本大震災前、テレビ番組の企画で福島県浪江町の里山を開墾し、農作業などに取り組んでいた。12年度からは県産農産物の安全性をアピールする県のCMに出演。県は本年度もCM制作などを計画していた。
 県農林水産部の武田信敏次長は「風評払拭に力を発揮していただいたこともあり、撤去は非常に残念だ」と述べた。計画していたCMについては「ポスターを撤去したばかりで、今後のことは決めていない」と説明した。
 山口メンバーの書類送検は、県内の生産者にも衝撃を与えた。福島市の果樹農家の40代男性は「福島の農産物に深い理解を持って取り組んでいるように見えた。親近感を持っていたので、事実だとすれば大変残念だ」と肩を落とした。


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2018年04月27日金曜日


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