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復興へ歩いて応援 潮風トレイル22キロ開通 来月6日記念イベント

菊地岩沼市長(左)にルート概要を説明する環境省職員

 東日本大震災で被災した東北太平洋岸に国内最長の自然歩道を設け、歩いて復興を支援する環境省プロジェクト「みちのく潮風トレイル」で、名取、岩沼両市の約22キロが24日、開通した。ルート沿いには仙台空港が立地し、本部も置かれることから、関係団体はPRイベントなどを通じて、海外からもハイカーを呼び込みたい考えだ。
 開通したのは名取市側約10キロ、岩沼市側約12キロ。仙台市境に架かる閖上大橋から亘理町境の阿武隈橋までの沿岸部で、沿線にはゆりあげ港朝市や仙台空港、津波の威力を減衰させる緑の防潮堤「千年希望の丘」、ヒツジ牧場「いわぬまひつじ村」などがある。
 同省東北地方環境事務所の常冨豊次長が24日、両市役所を訪問。山田司郎名取市長と菊地啓夫岩沼市長にそれぞれ、ルートなどを記した地図を手渡し、「国内、海外のさまざまな方に歩いてもらいたい。仙台空港がその玄関口となることを期待する」と述べた。
 地図はトレイルの公式サイトから閲覧、取り寄せが可能。取り寄せ申込書は同サイト上でダウンロードできる。
 同省は八戸市から相馬市までの4県28市町村に全長900キロ超のルートを設定する。名取、岩沼両市内を含め既に約711キロが開通。名取市閖上地区では本部機能を持つ「トレイルセンター」が建設中で、12月の完成後は沿線五つの支部を統括し、ハイカーへの沿線情報提供などを担う。
 開通を記念し、名取市は5月6日午前9時からウオークイベントを開く。対象は市民か市内への通勤、通学者らで、定員約50人。連絡先は市クリーン対策課022(724)7159。


2018年04月28日土曜日


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