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<入試のツボ>知識を実体験で理解

◎中学受験・日常生活から学ぶ
 新年度が始まり1カ月。学年が上がると学習内容は複雑になり、求められる水準も高くなる。これまでと同じように勉強しているつもりでも、なかなか理解が進まないことが出てくるだろう。
 そんな時は、学びの中に楽しさを見つけてほしい。その一つの方法として、学んだことと日常生活を結び付けてみるということを勧めたい。
 例えば理科。日常と深く関わっている内容が多い。季節ごとの天気の移り変わりと生物の様子、天体の運動…。教科書や図鑑で調べた上で、大地や空を眺めると新しい発見が生まれやすい。自分の中にある知識と実際の世界がつながった瞬間の感動はひとしおだ。
 家庭でできる実験もある。理科室にあるような専門的な器具をそろえる必要はなく、家庭にある日用品やホームセンターで手に入る物で構わない。小学校での授業に加えて、自宅でも試行錯誤する機会を増やしていくといい。
 「学びて思わざればすなわちくらし、思いて学ばざればすなわちあやうし」
 孔子の「論語」の一節で、学ぶだけで思考しなければ知識を生かすことができず、思考するばかりで知識を学ばなければ賢明な判断ができないという意味だ。現代社会ではより一層、知識を生かして問題を発見し、解決する能力が求められている。
 それらの力を身に付けるため、楽しみながら学習に励んでほしい。それが厳しい受験を乗り越える手だてにもなり得るだろう。
(進学プラザグループ俊英四谷大塚・郷右近友貴講師)


関連ページ: 宮城 社会 入試のツボ

2018年04月28日土曜日


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