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復興の歩み被災地へ重ね 「東大寺と東北」展 宮城・多賀城きょうから

特別展成功と復興を祈願する東大寺の僧侶=東北歴史博物館

 東大寺の寺宝を公開する特別展「東大寺と東北 復興を支えた人々の祈り」(復興祈念−東大寺展実行委員会主催)が28日、多賀城市の東北歴史博物館で開幕する。27日に開会式が同館であった。
 実行委員長の菊地健次郎多賀城市長が「東大寺は人々の力を結集して復興してきた。この歩みを被災地の未来に重ね、道しるべとしたい」とあいさつ。第222世東大寺別当の狹川普文(さがわふもん)氏は「宝物が伝承されてきたのは、人々が懸命に守ってきたから。その思いを感じてほしい」と述べた。
 特別展成功と復興を祈願する東大寺による法要もあった。
 同展は、創建当時に造られた「誕生釈迦(しゃか)仏立像・灌仏(かんぶつ)盤」(国宝)や、鎌倉時代に復興に尽力した重源上人の晩年を表した「重源上人坐像(ざぞう)」(国宝)など計170点を展示し、東日本大震災からの復興を祈る。
 6月24日まで。午前9時半〜午後5時。月曜休館。観覧料は一般1500円、小中高校生600円、65歳以上1300円。


2018年04月28日土曜日


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