秋田のニュース

人力車で秋田ぐるり 冒険家阿部さんが県内1周に出発

教職員や学生らに見送られ、人力車を引いての県内1周に出発する阿部さん

 人力車を引き、秋田県を1カ月かけて1周する秋田市出身の冒険家、阿部雅龍さん(35)=東京都=は27日、母校である秋田大の手形キャンパス(秋田市)を出発した。スタート地点には、約40人の教職員や学生らが見送りに集まった。阿部さんは約720キロを踏破し、来月26日に同キャンパスに戻る予定。
 この日の市内は快晴。阿部さんは「まだ咲いているサクラを見ながら出発できるのはぜいたくだ」と笑顔で語った。
 テントなどを積み込んだ人力車は総重量が100キロを超える。「けがをせずに30日続けるのが難しい。頑張り過ぎずに適度に頑張りたい」と述べた。
 在学時に指導した同大大学院理工学研究科の神谷修教授(64)もスタートを見守った。神谷教授は「危ないことはせず、ゆっくりと頑張れ」と独特の言い回しでエールを送った。
 県内1周の様子はインターネット交流サイト(SNS)などで発信する。阿部さんは「世界中で冒険をしてきたが、秋田は魅力的な場所。秋田の美しさを伝えたい」と意気込んだ。
 阿部さんは同大在学中に冒険活動を始めた。これまでに北極圏を3回の単独徒歩で計2000キロ踏破するなどした。
 今年11月には夢だった南極の単独徒歩行に挑む。県内1周は南極遠征に向けた体力づくりとPRを兼ねている。冒険の合間には、東京・浅草で人力車を引く仕事をしている。


関連ページ: 秋田 社会

2018年04月28日土曜日


先頭に戻る