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新党「国民民主」への参加 宮城県内の民進地方議員5人前後か 党勢不透明迷う声も

 民進党と希望の党が合流し、5月7日に結成する新党「国民民主党」に参加する民進の宮城県内地方議員が現時点で、14人中5人前後にとどまる見通しであることが28日、分かった。参加を見送る議員の多くは離党し、無所属になる見込み。仙台市議選、県議選を来年に控え、立憲民主党への参加を模索する動きもあり、新党の党勢は不透明だ。
 民進党県連幹事会が同日、仙台市青葉区のホテルであった。地方議員ら約10人が出席し、非公開で行われた会議で、桜井充代表が約1時間にわたって新党結成の経緯を説明し、各議員の意見を聞いた。
 終了後に記者会見した桜井氏は「全員が新党に参加してほしいと伝えたが、個人の判断に委ねる。決めている方、そうでない方が半々ぐらい」と述べた。
 関係者によると、現時点で5人前後が新党参加の意向を示しているという。
 桜井氏は「民進の後継政党は国民民主党だ。離党届がなければ、国民民主所属になるだけだ」と強調。県内の地方議員が離党を判断する最終的なタイミングは仙台市議選や県議選の前になるとの考えを示した。
 民進党県連として最後の幹事会を終えた議員からは新党に対する懐疑的な見方や決断を迷う声が漏れた。県連幹部の一人は「一度無所属になり、様子を見て判断する」と打ち明ける。「新党は現状で国民の理解を得られない。そもそも地方の議員は怒っている」と語気を強めた。
 ある議員は新党に参加しない方針。「(衆院選で)合流の話が出てから党の将来に不安を覚え、参加は難しいと感じている。『新党にします。よろしく』と言われてもすっきりしない」と語った。
 新党入りを決めた議員は「決まったからには前に進むしかない。基本的に民進の政策が継承される印象で違和感はない」と話す。態度を決めかねている議員は「皆で考えて相談しないと」と言葉少なだった。


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2018年04月29日日曜日


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