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<楽天>遠い1勝 則本7回に追加点許す ベンチの続投判断裏目に

7回、西武・秋山に適時三塁打を打たれ、天を仰ぐ東北楽天・則本

 東北楽天の敗戦を決定づける一発に、先発則本が思わず下を向いた。0−3の七回1死一、三塁。浅村に147キロの真ん中直球を中越えに運ばれた。「あそこを抑えていたら勝てたかもしれない」。悔しさをかみ殺しながら、言葉少なに球場を後にした。
 この回、先頭の炭谷に二塁打を許し、1死三塁から秋山(八戸大出)に前進守備の遊撃茂木の頭をライナーで越える左中間への適時三塁打を浴びた。さらに四球を与え、佐藤投手コーチがマウンドに向かった。球数はここまで123球。救援陣に任せることも可能だったが、ベンチは続投を判断。直後、浅村に甘く入った直球を痛打された。佐藤投手コーチは「3点取られたぐらいで則本を代えるわけにはいかない」と説明したが、裏目に出てしまった。
 則本は一回、先頭の秋山から3連続長短打を許し2点を失う不安な滑り出しだった。このまま好調な西武打線にのみ込まれるかと思えたが、丁寧にコースを突き、六回まで追加点を許さない粘りを見せた。それだけに、七回の投球はもったいなかった。
 今季2度目の5連敗だが、前回は則本が6連敗を阻止した。今回はエースで落とし、しかも借金は11に膨らんだ。長いトンネルの出口がなかなか見えない。(狭間優作)


2018年04月29日日曜日


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