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富士登山を通じ高校生に勇気を 田部井淳子基金が震災被災の生徒募集

 一般社団法人田部井淳子基金(東京)は、東日本大震災で被災した高校生を招き、毎年夏に実施するプロジェクト「東北の高校生の富士登山2018」の参加者を募集している。将来の東北復興を担う若者に、登山を通じて勇気や元気を育んでもらう取り組み。広く寄付も募っている。
 募集するのは被災した東北の高校生80人。7月24日に南相馬市原町区、郡山市、いわき市の3カ所に集合後、富士山に移動し、25〜26日に登頂に挑む。参加費は交通費や山小屋の宿泊費などを含めて1人3000円。1人8万〜9万円の経費は企業の寄付などで賄う。
 プロジェクトは、2016年10月に死去した福島県三春町出身の登山家田部井淳子さんらが発案。12年夏から計6回、延べ479人の生徒が参加した。田部井さんが亡くなった後は長男の進也さん(39)が遺志を継ぎ、昨年10月に継続的な運営に向けた基金を設立した。
 富士登山事務局の担当者は「未来の東北を担う若者たちに、一歩一歩何かに挑戦していく経験を積んでほしい」と話す。希望者は基金のホームページから申込書をダウンロードし、ファクスか郵送で申し込む。締め切りは6月5日(必着)。連絡先は事務局03(3264)6426。


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2018年04月29日日曜日


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