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<なでしこL・マイナビ仙台>豪快35m弾 18歳沖野、迷わず力まず振り抜く

仙台−長野 後半39分、ロングシュートを決め喜ぶ沖野(左から3人目)ら仙台イレブン(安保孝広撮影)

 長い軌道の先に歓喜が待っていた。仙台をリーグ戦初勝利に導いた決勝ゴールは約35メートルのロングシュート。決めたのは18歳の沖野だった。初ゴールに「両腕を突き上げるほどうれしかった」と笑顔がはじけた。
 後半36分に途中出場。村上ヘッドコーチから「シュートを打てると思ったら狙え」と助言を受け、ピッチに入った。その3分後に好機が来た。パスを受けた位置はゴールから遠かったが、迷いなく左足を振り抜いた。「力まず打った。入ると思った」。豪快な一撃でスタンドをどよめかせた。
 宮城・常盤木学園高から加入。鍛え上げた体から放つキックの鋭さには定評がある。パワーを買った越後監督はリーグ開幕戦に途中交代で起用し、3戦目の今回もベンチスタート。序盤からチーム全体が運動量を上げて攻め立て、疲れの見えた終盤に「若手を入れてもう一度飛ばす」と切り札として投入した。ゲームプランがはまった。
 北海道から観戦に来た家族の前でトップリーグで堂々と戦う姿を見せた。「強みであるゴールへの貪欲さを今後も伸ばしたい。次も決める」。若きスーパーサブの決意が反転攻勢に弾みをつける。(山本武志)


2018年04月30日月曜日


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