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新鮮ビールで遠野PR 醸造所にパブ、ホップ農家と消費者結ぶ 5月3日開店

開店の準備をする袴田さん(左)と太田さん

 岩手県遠野市で初となるビール醸造所に併設されたパブが5月3日、開店する。地域おこし協力隊員起業の「遠野醸造」が運営。国内有数の生産量を誇る遠野産ホップを原料にしたクラフトビールを販売する。
 遠野醸造は太田睦さん(59)と袴田大輔さん(30)、田村淳一さん(31)が昨年11月に創業。3月に酒造免許を取得し、4種合わせて1000リットルを仕込んだ。
 電機メーカーの研究職を早期退職して醸造家に転身した太田さんは「ビール造りを一から学ぶのは大変だったが、ものづくりは楽しい。多彩なビールを提供したい」と抱負を語る。
 目指すのはビール好きとホップ農家を結ぶ「コミュニティーパブ」だ。会社を設立する前から世界各国のクラフトビールを楽しむイベントを定期開催し「市民応援団」を増やしてきた。
 醸造所建設費の一部はインターネットで募集。500万円の目標を上回る794万円が集まった。
 パブには持ち運びできるビール専用の保存容器「グラウラー」を用意する。店頭で新鮮な生ビールを詰め、家庭で味わう文化を広めたいという。袴田さんは「市外からも人を呼び込み、まちの活性化やホップの生産振興につなげたい」と力を込める。
 営業時間は平日午後5〜9時、土、日曜・祝日正午〜午後9時、5月の大型連休中は正午〜午後10時。火曜定休。連絡先は遠野醸造0198(66)3990。


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2018年04月30日月曜日


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